にゃん太郎とアマチュア無線

メインクーンのにゃん太郎と趣味のアマチュア無線と電子工作の記録です。

RIG

UV-K5ファーム状況 その後

前にUV-K5のファーム状況をかきましたがその後のことをちょっと書いていきます。ちょっともう飽きてきたな ていうのが現状なんですが、結局各ファームを試したくて4台も購入してしまいました。

前に紹介した日本語ファームですが、雑誌に紹介されるなどして普及したみたいですが、なぜか作者がへそを曲げてしまって配布が中止されてしまったようです。まあ自分が開発したファームを入れたのがメルカリやヤフオクで販売されたりして気分を害したみたいです。しかしソースコードを郵送で配布など最後は結構迷走してました。しかしファームがないと使えない編集用の専用CHIRPをいまだに有料で販売しているので再開はするでしょうけど、もう私は一連の騒動をみてずいぶん前から使っていません。別にメニューが日本語でなくとも不便はないですから。

UV-CEC これはやはりすごいです。HFに対応する改造基盤がaliexpressで販売されているなど、、やはり開発者のKD8CECはすごいですね。現在は0.3VでなんとFT8をサポートしているみたいです。私は特にUV-K5でFT8を使う必要がないので0.3Dで使っています。

F4WHN 最近でてきたファームでEgzumer系統です。機能がシンプルで非常に使いやすいです。最近これをよく使っています。

IJV  これもよくバージョンアップされています。Egzumer系統ではないので、ほかのEgzumer系統のファームから入れ替えた場合、フルリセットが必須です。FMラジオの機能が普通のラジオと変わらないぐらいの機能で気にいってます。また周波数が1段表示できますので、この機能をよく使ってます。
また内蔵のメモリーチップを張り替えて200Chから400Ch にするファームなど、面白いですね。

トラブルでファームアップ後キーの入力ができず全く動作しないという現象がたまにおきているようです。私も一度なりました。あせりましたが、IJVのファームを入れてフルリセットすると直りました。
まあ もう行きつくとこまでいったという感じではあるんですが、新しくHF基盤内蔵とか400CH対応の新ハードがでないですかね。

UV-K5の通信ケーブルについて

Quansheng Dock用のケーブルの作成時にすこしはまりました。

UV-R5 K5 の通信ケーブルについて6年ほど前にUV-R5を購入したときに同時に、通信ケーブル購入したのがあったので、今回K5でWIN11で使おうとしたんですが、デバイスマネジャー上で”PL2303HXA PHASED OUT SINCE 2012. PLEASE CONTACT YOUR SUPPLIER”と表示されて使えませんでした。
これは例の偽チップ問題でWINDOWS8の頃から弾かれるようになりました。その対策はいろいろあってなんとか正常認識までこぎつけたのですが、WIN11で実際にUV-K5のファームUPをするとしょっちゅうブルースクリーンになり、不安定で使い物になりません。まあファームUP中に電源が落ちてもK5は文鎮にならないということはわかりました。(笑) それでAMAZONで仕方なく購入しました。まあ650円でプライム会員なら送料無料ですしね。チップはProlificで当然まったく問題なく使えました。だけどもし購入するのならば、1500円ですべての無線機に使えるこれがいいと思います。

今回お世話になっているJH1LHVさんのサイトを参考にしてQuansheng Dock用のケーブルを作成しました。ここにはUSB シリアル変換基盤を使って作成してますが、それに倣って作成しました。USB シリアル変換基盤は前に複数購入したCP210xのを使いました。これはATMEGA386Pのプログラム書き換えで購入したもので当然認識は正常で使えていました。
しかし、UV-K5とCHIRPでの通信では通信エラーで使えませんでした。TXLEDが瞬間点灯してhedaer errorが返ってきます。複数もってますので2個試しましたが同じ状況です。

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これに結構悩みました。結局CH340のチップを使ったUSB シリアル変換基盤を使うと問題なく使えました。UV-K5の相性かどうかわかりませんが、正常に認識してるのに通信できない という経験は初めてでした。
CP210x系を使ったUV-R5 K5の通信に実績があるかどうか?

UV-K5の各種ファームについて

最近はまっているUV-K5ですが、ハードは液晶の違いから3種類あるようです。UV-K5無印は白液晶 UV-K5(8)はオレンジ いちばん安く売られているUV-5R plusは 液晶は青色 これはUSB充電の口がないのでUSB充電できないのですが、バッテリーが1600mAHから2200mAHに少し大きくなっているようです。でも内部の基盤はまったく同じみたいで、ファームは全部共通です。最近は少し高いですが外装の違うのが出てきています。
購入するときに、間違えてさらに安いBAOFING製を購入してはダメです。ハードに互換性がないため改造ファームは入れられません。必ずQUANSHENG製のものを買ってください。
しかし中国からの送料込みで2000円ちょいで買えるというのは値段がバグっているとか思えません。いろんなファームを試してみたくて結局3台も購入してしまいました。

各種ファームについて
色々なファームが出ていてわけわかめな状態です。バージョンアップも煩雑で、今現在でのファームをちょっと書いてみます。
送信に関しては安価な中華製トランシーバでおなじみのスプリアスがすごいです。WEBOO氏のファーム以外は送信できますが、下記各ファームとも送信停止の機能は装備されているので安心です。国内で使う分には送信禁止を設定したほうがいいです。でも最近は外付けのフィルターを付けて保証認定を通した強者もいるようですが、私みたいな素人ではとても無理です。いろいろさわってPTTを押して誤送信てのは、結構あるのでぜひ設定してください。
受信機の性能としてはIC-R6と比べて遜色ないようです。私はIC-R5を所有してるんですが、AIR-BANDではUV-K5の方がいいですね。ただAMの音が高音気味でちょっと聞きずらいです。
なお下記はあくまで私の私観であって参考程度に

egzumer
このファームが一番有名です。スペアナ機能が最初に実装されました。他の各種改造ファームは、ほとんどのこのファームからforkされています。ただもう本人が、改造の余地がない(内臓のメモリー容量の関係?)ということで、開発は現在の0.22で終わりということ言ってます。マニュアルもwikiも準備されていて情報量が多いです。メモリー管理用の専用CHIRPも用意されています。0.22ではFMを聞くのに日本の標準76Mから90Mを聞くのににいちいち切り替えが面倒ですね。

WEBOO
上記egzumer氏からforkされた日本語対応のファームです。機能はegzumerの機能に追加されて400ch対応 また周波数指定のプログラムスキャン機能 Quansheng Dock機能とかがあります。さらにUV-K5シリーズ用メモリ編集ソフトCHIRP for UV-K5-RX-JPが準備されていますが、その機能を設定するメモリ編集ソフトが有償になってしまいました。囲い込みがひどくて批判されていますけど、お金をかけたくないのでしたら、メモリー編集だけまた追加の機能の設定ができないなど制限はありますが、オリジナルのCHIRP-NEXTが使えます。ただし最新バージョンはファームチェック機能があるので、1月頃のバ-ジョンをつかうとできます。

IJV Firmware
上記のegzumerからforkされていない独自のファームで、スペクトラム表示がない分、独自機能がたくさんあります。バージョンアップもかなり煩雑にされています。画面は通常は2VFO表示なんですがVFO SWAPという機能で1VFO表示に設定することができます。そのためSCAN時メモリー名表示させても十分です。この切替をサイドボタンに割り当てできるので、この機能はものすごく便利です。こんな感じです。各周波数間のプログラムスキャンも可能でCWもサポートされてます。またegzumerのファームより感度がいいという話がX上であがっています。ただFMラジオが今のバージョンでは86.0から95.0で固定されていて76.0から90.0が受信できません。なんとか拡張してほしいとお願いしたいのですが、作者がイタリアの人みたいで、どこにお願いしたらいいのかわからない (笑)
ただegzumer系統のファームと違いますので、ファームアップ後はALL-RESETをした方がいいです。動いているように見えますが、メモリーマップが違うために誤動作することがあるようです。ALL-RESETするとメモリーも全部消えますので、バックアップを忘れないように。CHIRPは起動時にPythonモジュールを一つ読み込ませるだけでお手軽です。
このファームはegzumer系統でないため、入れたあとは必ずリセットが必要です。これをしておかないと動作がおかしくなる可能性があります。

UV5CEC
μBTXで有名なKD8CEC氏が作ったファームです。この人はアマチュア界では、有名な方で今後期待できます。egzumer系統のファームですが、周波数のUp/Down中に受信できるLiveモードとか、今一週間に一回ぐらいバージョンアップされているようです。またなんとFM用受信チップをSI4732-A10に変更するという力業でフルバンド用に改造したUV-5Kと専用ファームを公開しています。機能はSSTVとかAPRS CW等かなり多いです。CWモードではスクイズ機能も実装されています。
FMラジオの機能がすごいです。普通のFMラジオの操作や機能を追い越したみたいです。今後KD8CEC氏の力量からみてかなり期待できると思います。ただまだ始まったばかりで情報が少ないです。CHIRPはegzumer氏と同じのが使えます。今はこれを中心にいろいろ遊んでいます。

nicsure
PCと接続してPC上で制御できるQuansheng Dockという機能があります。それぞれ専用のファームとwindows用のソフトをインストールして使用します。本体をPCで制御できて、またスペアナもPC上で詳しく表示できるので便利そうです。しかし肝心の音を聞くのに専用ケーブルを作る必要があります。
本体と通信するために通信ケーブルをつなぐ必要がありますが、そうすると当然音声が聞こえなくなるために外部スピーカをつける必要がります。雰囲気だけあじわうならファームアップ用の普通の通信ケーブルを接続して試せます。PC本体ののソフトはjavaでインストール不要で起動できます。これに関してはいつもお世話になっているJH1LHVさんのサイトが詳しいです。

と、まああくまで今の時点での私なりに使ってみた感想を書きましたが、スペアナ機能などあまり興味がないことは試してません。
購入時のオリジナルファ―ムはここにあります。下の方にある相关资源下载というリンクからダウンロードできます。

とそれからXで話題になっているマイクコネクタの半田ブリッジですが、1週間前に到着したUV-K5無印では見事にブリッジされていました。他の機種ではブリッジしていなかったんですが、最近のK5無印は多分かなりの確率でなってるんじゃないかな。しかし従来の添付品に比べて値段は変わらずイヤホンマイクとUSBケーブルが増えているのはすごいです。


UV-K5の各種ファームメモリ管理CHIRPについて

今はやりの中華ハンディ機のUV-K5ですが、遅ればせながら購入しました。購入したのはaliexpressですが、めちゃくちゃ配送が早くなっているんですね。昔は1か月ぐらいかかるのがざらだったような気がするんですが、、

それで色々なファームを入れて遊んでいるんですが、この無線機の操作性はともかく、メモリーに単体に入力するのにとてもじゃないけど、手操作でいちいち入れられないです。まあこのタイプのハンディ機全般に言えることですけど。
そのためにPCから入力するために CHIRP-NEXTという管理ソフトがあります。
これは周波数の設定とかはどのファームにも対応していて、自由に入力 また編集できるのですが、機能のタブがあって、それぞれ独自のファームに対応した機能が設定できます。そのためにできればそのファーム専用のCHIRPがあればより便利です。

日本語対応で有名なファームuv-k5-firmware-rx-jpですが、専用メモリ編集ソフトCHIRP for UV-K5-RX-JPがあります。一部のメニューが日本語対応ですが、残念ながら有償になってしまったようですけど、1,000円ぐらいならば作者の制作の手間なんかを考えると良心的なお値段ですよね。
しかし400Chとかプログラムスキャンなどの独自機能を使うためには、これを買わないと設定できません。さらにpyhtonなんでソースから実行できる方法があるんですが、それを防止するためにソースをgit-hubからcd-romで配布に変更するなど、ちょっと?ですよね。私はこれで使うのをやめました。
しかし日本語化が必要ない また送信機能が必要とか、より高機能として有名なのがegzume氏のファームですが、これに対応したCHIRPを入れてみました。各設定が管理ソフト上からできるのでいいですね
ここに書いてあるとおりやれば動きます。手順としてはCHIRP_egzumer.exeを起動して、Developer modeにしてから、ショートカットで起動時にuvk5_EGZUMER.pyを読み込みします。正常に起動したらCHIRPのバックがオレンジ色になってすぐにわかります。
ただ残念ながらegzumerのファームはもう更新が停止したようです。ソースから、buildすれば最新版が使えますが、機能追加などは今後ないみたいです。

最近のお気に入りはIJVファームです。作者はイタリアの人みたいで、スペアナの機能はないんですが、機能がCW SSB 1.2Gサポートとかてんこ盛りで豊富です。マニュアルもかなりしっかりしています。またSCAN時、周波数1段表示できるとか、プログラムスキャンの機能もあります。そしてバージョンアップの煩雑にされてます。専用CHIRPもPythonのモジュールを1つ読み込ませるだけでお手軽です。

メモリーを大量に編集するならば、いったんCSV形式に変換してから編集した方がいいです。またほかのCSVをCUT&PASTEするなら、それ用のCHIRPを開いてから、新しいwindowをひらいてCSVからCSVをCUT&PASTEした方が楽です。

まあメモリーを設定するだけなら、標準のCHIRP-NEXT単体で十分なんですけど、各ファーム専用の管理ソフトを使った方が、オリジナルの機能も設定できて、それを使う方はいいような気がします。複数台お持ちの方は、それぞれ専用ファーム用のCHIRPを準備した方がいいんですけど、管理が面倒ですよね。
機能は単体で設定して、あくまでメモリーだけちょっと編集して、書き込みたいのであれば 無印?オリジナルのCHIRPで十分ですけどね。しかし2月のバージョンアップでUV-K5のファームチェックが入ったようでできなくなりました。過去のバージョンであれば動きますので、1月度くらいのバージョンで実行してください。なおwin64.zipのファイルがそのまま実行できますのでお勧めです。
なお上記のCHIRP_egzumer.exeはegzumer系のファームならばどれにも使えます。有償になったuv-k5-firmware-rx-jpにも使えます。

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