Amazonでraspberry-pi zeroをraspberry-pi3 pi4相当に変換するアダプタを購入してみました。これはインターフェイスがUSBx4 Ethnetアダプタに増設されます。

価格は2800円です。本体が3000円ちょいなんですこし高いですけど、、

別にzero2wでもwifi接続で安定しているんですが、2.4Gの無線しかサポートされていなくて、速度があまり出ないことと、USBが1個しかないので、ちょっと不便なので購入して試してみました。

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lsusbの結果です。

Bus 001 Device 003: ID 0bda:8152 Realtek Semiconductor Corp. RTL8152 Fast Ethernet Adapter
Bus 001 Device 004: ID 10c4:ea60 Silicon Labs CP210x UART Bridge
Bus 001 Device 002: ID 1a40:0201 Terminus Technology Inc. FE 2.1 7-port Hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub

単にUSB接続のEther接続のアダプタとUSB HUBが内蔵されているものですが、接続するだけでドライバもなにも必要なく、すぐにeth0と認識され使えます。
EtherNETはRTL8152ですね。まあ速度はUSB2.0なんであまり期待はできないけど、2.4GのWIFIよりは有線のほうが安定してつながることを期待しています。


aprsはcui用にaprxを使ってみました。VNCとjavaをインストールしてYAACも試してみたんですが、さすがに厳しいです。メニューを開くのに1~2分ぐらいかかってしまいます。

aprxは初めて使ってみたんですが、cuiなんで軽いです。設定は/etc/aprx.confですが、TH-D72用で/dev/ttyUSBで認識されすぐに設定できます。
ただ私の環境で、送受信は9600で144.64で設定して、direwolfで受信専用で144.66を設定したいんですが、interfaceの設定で同じコールサインが設定できません。
この部分でつまずいて、やむなくdirewolfの起動はあきらめました。

sudo /etc/init.d/aprx
Usage: /etc/init.d/aprx {start|stop|status|restart|force-reload}
このオプションで状態を確認できます。

まあraspberry-pi3と比較して、消費電力はたいして違いはないんですが、やはり3000円ちょいでここまでdockerとaprsががちゃんと動くってのはすごいと思います。時代の進歩を感じます。
せっかくですからrfkillコマンドでwifiとbluetoothを無効にしておきました。

でも欲をいえば、価格は同じでメモリーを1Gでwifiを5GにしてUSBをTYPE-Cにした、Zero3が出ることを期待したいです。