RA-35が到着しました。たぶんdirewolfのPTT対応で、オーディオインターフェース内臓としては最安($35)でしょう。2月16日に注文して到着したのが3月8日 さすがに送料が3000近くかかっているので早いです。ちゃんとした段ボールに入れてあり、中華のキットとは大違いです。 USBケーブルも付属していました。

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でもって3時間ほどで完成 チップ部品を使ってないので作りやすいです。基盤のパターンとピン穴もしっかりしていて非常にきれいです。前に書いたようにCM119はちゃんと最初から半田つけされていて安心でした。
とりあえずwindows10のUSBにさすとUSB PnPオーディオのマイクとスピーカとして認識します。
raspberry-piにさすと、そのままでなにもしないでちゃんと認識しました。中央にある可変抵抗はマイク入力のレベル調整用です

とりあえずdirewolfでは最新版の1.5を入れます。
$ apt-get install git build-essential libasound2-dev libudev-dev alsa-utils rsyslog logrotate gpsd libgps-dev
もういれてたら sudo apt-get remove direwolfで削除します。
$ git clone http://github.com/wb2osz/direwolf
$ cd direwolf
$ make
$ sudo make install
で簡単に入ります。

てdirewolf.confのPTT設定は

PTT CM108 3 /dev/hidraw0

で動作しました。GPIOはCM119Aのピン13の出力なので、3になります。ls-l  /dev/hidraw*でデバイス番号を確認したほうがいいです。最初PTT CM108だけのデフォルト設定では、/dev/hidraw1になっていたのでPTTが動作せず少しはまりました。なお最新版の1.5にしないとPTT CM108はサポートしていないかも、、

RA-35ですが、さらに安価なRA-25 RA-30というのがでてるみたいです。オーディオ関連のオペアンプが省略されているようですが、RA-25では$25という値段です。送料より安い。アメリカのアマチュアのキットは再現性が高くいすれもいいものが多いです。Kevin Custer - W3KKCに感謝です。
デコード性能ですが、RTL-SDRとは1200でも9600でも段違いです。もっともSDRとFT-717ND+RA-35と比較すること自体間違っているような気がしますが、、、
これからFT-817NDでFT8あたりで試してみます。さーてダイレクトの音声入力と出力に対してどれくらい差があるか??
 
2020 12/22 追記
direwolfが1.7Aになってからbuild方法が変わったようです。
cd ~
git clone https://www.github.com/wb2osz/direwolf
cd direwolf
git checkout dev
mkdir build && cd build
cmake ..
make -j4
sudo make install
make install-conf

なおcmakeが必要ですのでない場合は sudo apt-get install cmakeで入れてください。