久しぶりにaprsネタです。rasberry-pi3とTH-D72上でもう4年も稼働しているAPRSですが、今度raspberry-pi4に交換したので、ついでにメモリーも4Gもあるので、direwolfも入れて実験してみました。もともとdirewolf自体が仮想tncの役目をしているので簡単に構築できます。
インストールも簡単でsudo apt-get install direwolfでできます。Raspbianでは1.4が入ります。
最新版は1.5 ですが、これも簡単で
$ git clone http://github.com/wb2osz/direwolf
$ cd direwolf
$ make
$ sudo make install
これだけでRaspbianではエラーもなく最新の1.5が入ります。
必要なもの
USB接続サウンドカード これはジャンク箱の転がっていたsound braster playを使いました。たしか昔amazonで1000円ぐらいで買った? 実はこれが後述するCM119のサウンドチップを使っていました。raspberry-piのUSBポートに差すだけで簡単に認識してくれました。
お勧めはCM108のチップを使っているもので、しかもPTT信号が出せるためGPIO端子が引き出せそうなものみたいです。しかしなかなか日本では入手困難なようで、工作も結構大変だったりします。下記の海外のアマチュアが制作されているキットを購入するのがいいかもしれません。
なお上記は標準のサウンドbcm2835の優先順位を変えています。
PTT制御用 RTS信号がでるUSBシリアル変換ケーブル またはDTR信号がでるUSBシリアル変換アダプタであればなんでもいいと思います。
direwolfで一番むずかしいのがこれでリグのPTT制御をどうするのかという問題があります。本来はちゃんと2SC1815あたりでちゃんとスイッチする必要があるんだけど、お手がるで実験用ということで、そのまま上記変換のRTSかDTRをPTT信号として、入力したらどちらでもちゃんと動作しました。
上記を一気に解決するのが、下記の製品です。いずれもC-Media CM108/CM119 GPIOを利用してサウンドを内蔵してPTT制御も可能です。
DMK URI RA-35
一番安い$35のRA-35を注文してみました。送料とか入れてpaypalで6900円くらいになりました。しかし日本で使ったレポートが皆無で少し心配です。人柱覚悟でやってみます。
キットですが、
PTT /dev/ttyUSB0 RTS RTS信号を使う場合
PTT /dev/ttyUSB0 DTR DTR信号を使う場合
接続
SOUND MIC------------RIG音声出力
SOUND OUT------------RIG音声入力
USB変換 RTS---2.2k --RIG PTT(2.2Kの抵抗はハンディ機を使う場合はつけたほうがいいみたいです。)
起動はそのまま引数なしで起動したらxastir上でAGWPEとしてインターフェイスに追加します。direwolf.confのデフォルト設定ならばそのまま追加で設定すれば簡単に動きます。
direwolf -p で起動するとkissTNCとして動作します。kissTNCとしたらインターフェイスの設定はSerial KISS TNCとして追加して、tnc-portの部分は/tmp/kisstncとして記述します。当然ながら上記2つともdirewolfを起動してないとupになりません。
direwolfはそのまま起動するとターミナルでtxt colorが設定され環境によっては見にくいです。-t 0のオプションで起動するとcoloerが設定されず見やすくなります。
1200では、tnc-piよりもデコード率はいいみたいです。
今はTH-D72で運用中の9600ですが、リグをFT-817NDにして比較するとあまり変わらないみたいです。まあアンテナも違うのであまり比較にはならないですが、、、ARATEは48000にしています。96000にしてもあまり変わらないみたいです。9600に関しては9600専用のIN-OUTが必要で、ハンディ機は使えないのが難点ですね。
これのいいところは入手困難なTNCを使わなくていいことです。特に1200であれば、ハンディ機で簡単に構築できます。MIC端子をそのまま入力で使えるし、しかもデコード率も結構いいです。余っているハンディ機と、raspberry-piとシリアル変換モジュールがあればすぐに使えます。
あとUSBサウンドモジュールは、安価でAMAZONで入手できるSYBA SD-CM-UAUDがCM108のチップを使っているいたいです。なお私自身が検証してないのであくまで自己責任でお願いします。
さらにAPRS最強のTH-D72ですが、2波同時受信機能があるので、D72のスピーカ出力(2.5ミニジャック)をUSBサウンドカードの入力に利用すれば144.64での9600送受信運用と144.66の1200のdirewolfの受信専用ノードとして1台で利用できます。xastirのインターフェイスはサーバ接続と/dev/ttyUSBのD72用9600接続 さらにdirewolf用に/tmp/kisstncとして3つ設定します。
インストールも簡単でsudo apt-get install direwolfでできます。Raspbianでは1.4が入ります。
最新版は1.5 ですが、これも簡単で
$ git clone http://github.com/wb2osz/direwolf
$ cd direwolf
$ make
$ sudo make install
これだけでRaspbianではエラーもなく最新の1.5が入ります。
必要なもの
USB接続サウンドカード これはジャンク箱の転がっていたsound braster playを使いました。たしか昔amazonで1000円ぐらいで買った? 実はこれが後述するCM119のサウンドチップを使っていました。raspberry-piのUSBポートに差すだけで簡単に認識してくれました。
お勧めはCM108のチップを使っているもので、しかもPTT信号が出せるためGPIO端子が引き出せそうなものみたいです。しかしなかなか日本では入手困難なようで、工作も結構大変だったりします。下記の海外のアマチュアが制作されているキットを購入するのがいいかもしれません。
$aplay -l
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 0: U0x41e0x30d3 [USB Device 0x41e:0x30d3], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
サブデバイス: 0/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 1: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 0: bcm2835 ALSA [bcm2835 ALSA]
サブデバイス: 7/7
サブデバイス #0: subdevice #0
サブデバイス #1: subdevice #1
サブデバイス #2: subdevice #2
サブデバイス #3: subdevice #3
サブデバイス #4: subdevice #4
サブデバイス #5: subdevice #5
サブデバイス #6: subdevice #6
カード 1: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 1: bcm2835 IEC958/HDMI [bcm2835 IEC958/HDMI]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 1: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 2: bcm2835 IEC958/HDMI1 [bcm2835 IEC958/HDMI1]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0
カード 0: U0x41e0x30d3 [USB Device 0x41e:0x30d3], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
なお上記は標準のサウンドbcm2835の優先順位を変えています。
PTT制御用 RTS信号がでるUSBシリアル変換ケーブル またはDTR信号がでるUSBシリアル変換アダプタであればなんでもいいと思います。
direwolfで一番むずかしいのがこれでリグのPTT制御をどうするのかという問題があります。本来はちゃんと2SC1815あたりでちゃんとスイッチする必要があるんだけど、お手がるで実験用ということで、そのまま上記変換のRTSかDTRをPTT信号として、入力したらどちらでもちゃんと動作しました。
上記を一気に解決するのが、下記の製品です。いずれもC-Media CM108/CM119 GPIOを利用してサウンドを内蔵してPTT制御も可能です。
DMK URI RA-35
一番安い$35のRA-35を注文してみました。送料とか入れてpaypalで6900円くらいになりました。しかし日本で使ったレポートが皆無で少し心配です。人柱覚悟でやってみます。
キットですが、
U1 - CM119A (presoldered)
U2 - LM386 JRC386
U3 - LM386 JRC386
U4 - NE555
U5 - EEPROM (REV2 and later) (presoldered)
となっているので、presolderedとなっているので、ちょっと心配なんでメールで問い合わせたらすぐにキットの基盤の写真を送ってくれました。さすがにCM119Aの半田つけはもうきついです。
到着して完成したらまたレポートします。送料が高いのが難点ですね。
今回はお試しで手元にあったもので構築してみました。
まずdirewolf.confの内容ですが、PTT制御はとなっているので、presolderedとなっているので、ちょっと心配なんでメールで問い合わせたらすぐにキットの基盤の写真を送ってくれました。さすがにCM119Aの半田つけはもうきついです。
到着して完成したらまたレポートします。送料が高いのが難点ですね。
今回はお試しで手元にあったもので構築してみました。
PTT /dev/ttyUSB0 RTS RTS信号を使う場合
PTT /dev/ttyUSB0 DTR DTR信号を使う場合
接続
SOUND MIC------------RIG音声出力
SOUND OUT------------RIG音声入力
USB変換 RTS---2.2k --RIG PTT(2.2Kの抵抗はハンディ機を使う場合はつけたほうがいいみたいです。)
起動はそのまま引数なしで起動したらxastir上でAGWPEとしてインターフェイスに追加します。direwolf.confのデフォルト設定ならばそのまま追加で設定すれば簡単に動きます。
direwolf -p で起動するとkissTNCとして動作します。kissTNCとしたらインターフェイスの設定はSerial KISS TNCとして追加して、tnc-portの部分は/tmp/kisstncとして記述します。当然ながら上記2つともdirewolfを起動してないとupになりません。
direwolfはそのまま起動するとターミナルでtxt colorが設定され環境によっては見にくいです。-t 0のオプションで起動するとcoloerが設定されず見やすくなります。
1200では、tnc-piよりもデコード率はいいみたいです。
今はTH-D72で運用中の9600ですが、リグをFT-817NDにして比較するとあまり変わらないみたいです。まあアンテナも違うのであまり比較にはならないですが、、、ARATEは48000にしています。96000にしてもあまり変わらないみたいです。9600に関しては9600専用のIN-OUTが必要で、ハンディ機は使えないのが難点ですね。
これのいいところは入手困難なTNCを使わなくていいことです。特に1200であれば、ハンディ機で簡単に構築できます。MIC端子をそのまま入力で使えるし、しかもデコード率も結構いいです。余っているハンディ機と、raspberry-piとシリアル変換モジュールがあればすぐに使えます。
あとUSBサウンドモジュールは、安価でAMAZONで入手できるSYBA SD-CM-UAUDがCM108のチップを使っているいたいです。なお私自身が検証してないのであくまで自己責任でお願いします。
さらにAPRS最強のTH-D72ですが、2波同時受信機能があるので、D72のスピーカ出力(2.5ミニジャック)をUSBサウンドカードの入力に利用すれば144.64での9600送受信運用と144.66の1200のdirewolfの受信専用ノードとして1台で利用できます。xastirのインターフェイスはサーバ接続と/dev/ttyUSBのD72用9600接続 さらにdirewolf用に/tmp/kisstncとして3つ設定します。