最終的には、上記の形になりました。
FTDX3000にはIF-OUTと仮想comポートドライバによる標準USBオーディオが装備されているので、もっとも安く簡単にこのような構成にできます。
もちろんHRDとかHDSDRとか各周波数は連携して動作しています。
特にHDSDRのスペクトラムで中心にマウスをクリックするとすぐにその周波数に飛べるのと、CwSkimmerでどこらへんにどんな局がでているのか探すのにたものすごく便利です。
これでコンテストには無双になるでしょうか? 特にCW
高いLP-PANとかSDR受信機なんか用意しなくとも安く簡単に構築できます。
用意するもの
ハード
1、SDR用のワンセグ受信機。安くて入手が容易な DVB-T+DAB+FM R820T[R820T] RTL-SDR がお勧めです。FTDX3000DのIF出力9Mhzだけ受信できればいいんであまり感度は関係ないですが周波数が結構ずれています。較正すれば問題ないんですが、気になる方は奮発してAmazonで販売している水晶をTXCOに変更したものを購入すればいいでしょう。私はあまりお金がないので購入してないのでどのぐらいの安定度か不明です。
2、UPコンバータ
Ham It Up これPaypalで購入できます。値段は送料をいれても$50ちょいです。実は注文ましたがまだ届いていません。届いたらまらレポートします。125MhzのUPコンバータなんで、IF-Frequency +9Mhz=134Mhz になります。またはSC-HFCONV-100 この構成で今動いています。これはAmazonで買えるのでお手軽でいいです。
3、MCX-P/SMA-P変換ケーブル コンバータとワンセグのドングルの接続に必要です。
4、BNC-RCA変換プラグ Amazonで280円 FTDX3000のIF出力はRCAコネクタになってます。
5、BNC同軸ケーブル リグとPCの間なんで2mもあれば大丈夫?
1、HDSDR これがフリーなんていい時代になりましたね。
2、Omni-Rig FTDX3000との通信に使います。フリーです。
3、CwSkimmer これが残念なことに有料です。しかも$75もします。まあ機能的にはCW解析機能なんかもあってすごいんですが、、
4、HamRadioDelux 最近のバージョンは有料ですが、無償の5.24がネットにころがっていますのでそれをインストールしてください。
5、LBP2 仮想COMポートドライバです。重いので今はVirtual Serial Ports Emulatorを使っています。32Bit版は無償ですが、64Bit版は有償です。
6、NETduetto Virtial audio Cableです。HDSDRの音声出力をCWSkimmerに渡すのに使います。そのままFTDX-3000のUSBオーディオから渡してもいいいんですが、入力レベルが高すぎるみたいで、復調がいまいちです。これFTDX3000からの出力レベルは調整できないんでしょうかね?メニューに項目がありません。1/3の値段のIC-1200はちゃんとメニューにあって調整できるのに、、、
起動順序としては最初にLBP2を起ち上げて仮想COMポートドライバを起動し、HamRadioDeluxを起動し、HDSDRを起動してCwskimmerを起動する。ちょっと面倒です。仮想COMポートは2つでいいんですが、Hamlogも使いたいので、3つ作成します。HDSDRはHamRadioDeluxと連携できますのでCOMポートは必要ありません。次回ぐらい詳しい設定方法を書いていきます。
なお私の環境はWindows8.1 64Bit mem8G MBはGigabyteでCpuはCore-i5です。
あくまで私の環境で動いたものであってほかのPC環境で動くとは保障できませんので、あくまで自己責任でお願いします。
1/14 追記
LBP2の仮想COMポートソフトはものすごく重いのでお勧めできません。
新しい記事でVPSEを紹介していますのでそちらを使ってください。