今はやりの中華ハンディ機のUV-K5ですが、遅ればせながら購入しました。購入したのはaliexpressですが、めちゃくちゃ配送が早くなっているんですね。昔は1か月ぐらいかかるのがざらだったような気がするんですが、、

それで色々なファームを入れて遊んでいるんですが、この無線機の操作性はともかく、メモリーに単体に入力するのにとてもじゃないけど、手操作でいちいち入れられないです。まあこのタイプのハンディ機全般に言えることですけど。
そのためにPCから入力するために CHIRP-NEXTという管理ソフトがあります。
これは周波数の設定とかはどのファームにも対応していて、自由に入力 また編集できるのですが、機能のタブがあって、それぞれ独自のファームに対応した機能が設定できます。そのためにできればそのファーム専用のCHIRPがあればより便利です。

日本語対応で有名なファームuv-k5-firmware-rx-jpですが、専用メモリ編集ソフトCHIRP for UV-K5-RX-JPがあります。一部のメニューが日本語対応ですが、残念ながら有償になってしまったようですけど、1,000円ぐらいならば作者の制作の手間なんかを考えると良心的なお値段ですよね。
しかし400Chとかプログラムスキャンなどの独自機能を使うためには、これを買わないと設定できません。さらにpyhtonなんでソースから実行できる方法があるんですが、それを防止するためにソースをgit-hubからcd-romで配布に変更するなど、ちょっと?ですよね。私はこれで使うのをやめました。
しかし日本語化が必要ない また送信機能が必要とか、より高機能として有名なのがegzume氏のファームですが、これに対応したCHIRPを入れてみました。各設定が管理ソフト上からできるのでいいですね
ここに書いてあるとおりやれば動きます。手順としてはCHIRP_egzumer.exeを起動して、Developer modeにしてから、ショートカットで起動時にuvk5_EGZUMER.pyを読み込みします。正常に起動したらCHIRPのバックがオレンジ色になってすぐにわかります。
ただ残念ながらegzumerのファームはもう更新が停止したようです。ソースから、buildすれば最新版が使えますが、機能追加などは今後ないみたいです。

最近のお気に入りはIJVファームです。作者はイタリアの人みたいで、スペアナの機能はないんですが、機能がCW SSB 1.2Gサポートとかてんこ盛りで豊富です。マニュアルもかなりしっかりしています。またSCAN時、周波数1段表示できるとか、プログラムスキャンの機能もあります。そしてバージョンアップの煩雑にされてます。専用CHIRPもPythonのモジュールを1つ読み込ませるだけでお手軽です。

メモリーを大量に編集するならば、いったんCSV形式に変換してから編集した方がいいです。またほかのCSVをCUT&PASTEするなら、それ用のCHIRPを開いてから、新しいwindowをひらいてCSVからCSVをCUT&PASTEした方が楽です。

まあメモリーを設定するだけなら、標準のCHIRP-NEXT単体で十分なんですけど、各ファーム専用の管理ソフトを使った方が、オリジナルの機能も設定できて、それを使う方はいいような気がします。複数台お持ちの方は、それぞれ専用ファーム用のCHIRPを準備した方がいいんですけど、管理が面倒ですよね。
機能は単体で設定して、あくまでメモリーだけちょっと編集して、書き込みたいのであれば 無印?オリジナルのCHIRPで十分ですけどね。しかし2月のバージョンアップでUV-K5のファームチェックが入ったようでできなくなりました。過去のバージョンであれば動きますので、1月度くらいのバージョンで実行してください。なおwin64.zipのファイルがそのまま実行できますのでお勧めです。
なお上記のCHIRP_egzumer.exeはegzumer系のファームならばどれにも使えます。有償になったuv-k5-firmware-rx-jpにも使えます。