にゃん太郎とアマチュア無線

メインクーンのにゃん太郎と趣味のアマチュア無線と電子工作の記録です。

2019年11月

最近のWSJTとFTDX3000の連携について

WSJT-XをFTDX3000でやってるんですが、設定とかいろいろはまったことがあったんで、書いてみます。まずリグの制御について、HAMLOGと連携したいので、相変わらずVSPEを使っています。しかし最初どうしても仮想COMポートを指定しても動かず悩みました。原因はFTDX3000の設定の40 CAT-RTSをENABLEにしていたためでした。送信にRTSを使うのでなにか勘違いしてENABLEにしていたみたいです。これはDESABLEにしないとダメです。ひさしぶりにマニュアルを開いてみるとなんでもCATの監視に使うのだとか、、てっきりPTTの制御に使うのかと思ってました。
ちなみにPTTの制御はメニュー65のPC-KEYINGの設定でDTRかRTSに切り替えできます。DSCWとかCTESTWINではこれでUSBケーブル1本で使えます。上記はWSJT-Xで直接FTDX3000を指定した場合ですが、RIGに下記に書いてあるOMNI -RIGを使えばENABLEでもDESABLEどちらでも動きます。

しかしまた問題が、、WSJT-XのログからJT-LINKERを使って、HAMLOGに転送したときに、WSJT-XにRIG ERRがでます。そのままOKを押せばいいんですがどうも気持ち悪い。HAMLOG側でいったんRIG制御が移ると、WSJT-XのCAT-CONTROLが誤作動するみたいです。HAMLOG側あらかじめでRIGと連携しない入力画面を立ち上げていればいいんですがどうも面倒です。
この解決方法はOMNI-RIGを使えばOKでした。しかし最初TXは出てるのですが、交信できない。これは結構悩みました。そういえばなんか昔にあったなあ と思い出しました。OMNI-RIGで迷わずFTDX3000を指定してんですが、これは指定するといろいろ不具合がでます。昔のFT-950を指定すればうまく動きました、前にFTDX3000.INIを作り直したりしたんだけど、忘れてました。
なにかFTDX3000をお使いの方に参考になれば、、

ちなみにFTDX3000の設定は
037=USB
038=38400
040=Disable
065=DTR
075=USB
076=25
077=10
078=30
にしてあります。
少しわかりにくいですがWSJT-XとJT-LIKER とHAMLOGの連携では、VSPEでCOMポートを複数利用できるようにする。WSJT-XのRIG設定はOMNI-RIGを使ってCAT制御する。OMINI0RIGの設定はFT-950を選ぶ。これでWSJT-XのLOG連携もまったく問題なくできました。

FTDX

TS-100 SEN ERR

5年間使っていた。マイコンSTM32搭載の電子半田こてTS-100が故障しました。この半田こては温度上昇が早く、しかも温度設定が楽ずっと使っていたんですが、突然温度設定が安定せず、一気に400°cになったり、してしばらくすると sen errの表示がでます。ファームがいろいろ提供されているのでいろいろファームをアップしても同じです。捨てようかなと思ったんですが、いろいろな種類のコテ先も買ってるしもったいないです。
そこで困ったときのgoogle先生 結構TS-100に関してはこのsen errが多く発生しているみたいでyoutubeでそのものずばりがヒットしました。入力をMOSFETで受けて制御していうようで、この入力の MOSFETが壊れるらしく、しらべても実装されているそのものずばりは、なかなか手に入らないです。たぶんこれだろうとあたりをつけてP-channel dual MOSFET を秋月で調べてみました。FDS4935AでP-CHデュアルチャンネル MOS FETです。でもって注文して交換しました。汎用品らしくて5個200円。 これでばっちり直りました。よかった。



ひさしぶりの電子工作 PCWI01

前から興味があったJH4VAJ OMのPCWI01 リグ-PCインタフェースキットが手に入り作りはじめました。このキットは人気が高いようで配布予定があってもすぐに終了してしまい、なかなか手に入ることができませんでした。リグ-PCインタフェースキットは使っているRIGがFTDX3000なので必要なかったんですが、バンドパスフイルターが充実してるので、いまはやりのFT4あたりで使ってみようと思います。

アマチュア配布のキットはいろいろありますが、このキットはすごく完成度が高くしかも値段がなんといっても安いことです。まったく原価ではないでしょうか? 感覚的にはこの倍の値段でもいいような気がします。アマチュア配布のキットはいろいろ作ってきましたが、部品を集め、仕分けして受付や発送の手間など結構大変です。値段もそれなりのものが多いのですが、これだけのキットが6200円とは、信じられないです。まったくOMには頭が下がります。

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チップ部品が多いので難易度はやや高めです。このキットは親切でチップ部品は2つぐらい余分にいれてくれてあります。よくピンセットで飛ばしてしまう不器用な私はありがたいです。しかし前に中華のキットでトレーニングしてるので大丈夫でしょう (笑)。
とりあえず抵抗とコンデンサの取り付けが終わりました。ひさしぶりにチップ部品の取り付けで肩が凝りそうです。よくピンセットでチップ部品を飛ばしてしまうのでダイソーの300円とトレイの中で作業してます。飛ばしてもすぐに見つかるのでこれはお勧めです。
完成が楽しみです。

NanoVNA その4 壊れた?

ついにAmazonで2台目をポチりました。中国からの配送で2週間後届いたのですが、箱がぐちゃぐちゃでいやな予感。開けてみるとなんと液晶が割れていて使い物になりません。

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さっそく販売業者にその写真を撮り、連絡するとすぐに代わりの商品を送ってくれました。今度は1週間で届きました。不良品の返送はしなくてよかったみたいで、2台になりました。幸いいい業者さんにあたったみたいです。まあAmazonなんで返品保証はばっちりなんですが、、
液晶は2.8のILI9341 spiインターフェイスのタッチパネル付きなのでaliexpresで600円ちょいぐらいです。これを購入して交換してみました。どうせなら3.2インチにしてもよかったんですが、やはり大きすぎてケースに収まりきらないようなんで2.8にしました。フイルムケ-ブルの半田付けは初めてなんでちょっと心配でしたが、なんとか交換できました。取り外しはヒートガンがないと無理ですね。下のランドがはがれてしまいそうです。これでつごう3台になってしまった。

いろいろやってますが、突然電源を入れると最初のメニューが表示され、それから進まなくなることがあります。おまけにUSBから不明なデバイス記述子とかで認識しない。てっきり壊れたかと思い焦りましたが、ショートでDFUモードに入りファームを入れなおすと直りました。なにしろUSBから認識しないのでなにもできないと思いましたが、USBの制御はRS232CのFTDI(昔の人間)ではなく、もすべてファームから制御されているので、DFUモードで認識すればなんとかなるようです。

しかし最近0.5.0のファーム更新で事件がおきました。いつものようにDFUfilemanageragerでhexファイルをDFUに変換してDfuSeDemoで書き換えたのですが、実行中のバー表示が一瞬赤表示になりました。その時にもう一度実行すればよかったのですが、そのまま電源OFF/ONすると画面が真っ白でおまけにUSBも認識しません。ショートでDFUモードにしてもUSBがまったく認識しなくなりました。こうなるともうお手上げです。困った。
JTAGの端子があるようなんで、そこにST-Linkを使ってそこからなんとか書き換えできないだろうか? ということでST-LinkV2をAmazonで注文してしまいました。まあ660円だしいいか。もっともUSBが完全に死んでいるようなので、できるかどうか不明です。届いたら試してみます。安いのを頼んだから中国からなんで2週間はかかるけど、、
しかしいろんなファームが出てきてわかかめの状態になっているみたいです。私のお気に入りはフォント大きめで2CHしか解析できないけど、hugen79版のNanoVNA-H_AAです。

起動して最初はRECALL 0の内容を持ってくるようですが、本当の最初の内容がよくわからないです。キャリブレーションしてSAVEすると、その時の内容を持ってきてしまうので、うっかり違う画面でSAVEしてしまうと、最初どうだったのかわからなくなります。RESETしても戻らないし、、、、

それからメニュー左に表示されている、DRSTXとかの表示の意味ががよくわかないです。また表示されていないのを表示させる方法は、、、

まあ私の技能ではせいぜいSWRとリアクタンスを見るくらいですけどね。(笑)

12/6 追記 ST-LINKV2でファーム書き込み成功して復旧しました。
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