前にタッチスクリーンでバンドセレクト機能を追加しましたが、まあコストの点で安い2.2TFTを使ってタクトスィッチでバンドセレクト機能を追加したののですが、これで最終形態です。TFTのライブラリはオリジナルではUcglibを使っていたのですが、AdafluitのILI9341に移植しました。

タクトSWはD2とD3に増設します。回路図はDG7EAOのサイトにあります。TFTは22 inch 2.2" SPI TFT LCD Display module 240x320です。3.3Vの液晶なんでちょっと抵抗等の配線が面倒ですが、ebayで送料込みで600円ちょいで買えるのが魅力です。

なおarudinoはnanoではなくUno互換機で作りました。
移植にあたっては上記回路図ならば、下記のスケッチで動くはずです。

#include "Adafruit_GFX.h"
#include "Adafruit_ILI9341.h"

//ILI9341 2.2 TFT 240x320 SPI Adafault driver
#define TFT_DC 6        //Wiring
#define TFT_RST 4         
#define TFT_CS 5
#define TFT_MOSI 11    //Wiring
#define TFT_MISO 13   
#define TFT_CLK 10     //Wiring

Adafruit_ILI9341 tft = Adafruit_ILI9341(TFT_CS, TFT_DC, TFT_MOSI, TFT_CLK, TFT_RST,TFT_MISO);

//Wiringと書いてあるところは実際に配線してください。他はDUMMYです。
  
今回2種類作ってみました。
まずは開始周波数と終了数は数を任意でセットできるようにしてみました。
この応用で簡単に周波数指定のDDSが作れそうです。

SW2 周波数指定 長押しで桁移動
SW3 周波数スキャン 長押しでリセット

DSC03314

そして上記をちょっと使ってみたのですが、任意で周波数のセットができるのはいいのですが、短押しで数字指定 長押しで桁移動と操作がすこし面倒です。やはり周波数指定はロータリーエンコーダを使ったほうがいいですね。あまり部品を増やしたくなかったので今回は見送りました。

それでバンド選択をすこし簡単にしてみました。こちらのほうが操作性がいいですね。
SW2 バンドスキャン 長押し リセット
SW3 バンドセレクト 押すたびに 3.5 7 10 14 21 28が選択できます。

DSC03313

DSC03312

動作は下記のようになります。


これでどうやら最終形態で落ち着きそうです。SWRの絶対値が信用できないとか、連続でScanすると波形が乱れる問題が残っていますがいものところ原因不明です。スケッチですがあまりにも汚いので公開は遠慮しておきます。どうしてもというのでしたらメールをください。

それからおまけで下記のArudinoUNO互換機をBangooで見つけました。なんとUSBがスマホと同じMicro-B端子になっています。いままでどうしてもシールドを重ねたとき、でかいUSB端子が接触して気を使っていたのですが、その心配がないです。値段も送料込み4.52$です。
いままでAitendoのびんぼうでいいのを使っていたのですが、値段もこちらのほうが安いのでこれにします。
MINIUSB端子よりMICROUSB端子のほうが耐久性もいいようなので、、

DSC03315