にゃん太郎とアマチュア無線

メインクーンのにゃん太郎と趣味のアマチュア無線と電子工作の記録です。

2015年07月

mini60 Sark100のPCソフトバージョンアップ

ちょっと見ない間にmini60のPC用ソフトWinPCC-Sark100 v0.8から0.9にバージョンアップされてスミスチャートがみられるようになったみたいです。

mini60v9

うちの730Vの7Mのチャートです。こんなふうにPCに見られて分析できるのはいいですね。
どうもこのソフトの作者は台湾?みたいですね.

ということでダウンドードはこちらからです。

そしてMR100のさらに安い製品をEbayで見つけました。
http://www.ebay.com/itm/Digital-LED-MR100-Shortwave-Antenna-Analyzer-Meter-Tester-For-Ham-Radio-DC-12V-/171857675959?pt=LH_DefaultDomain_0&hash=item28038406b7

これだったら送料込みで8000円ちょいで買えるみたいです。12vの外部電源が必要でBluetoothは使えないみたいですが、正確かどうかは別にして、これで上記のアンテナの情報が得られるとすれば大したものです。

なおオリジナルのsark100作者のEA4FRBののアーカイブはこちらです。

K6BEZ SARK100 アンテナアナライザ比較


最近Aurdinoにはまってまして、K6BEZのアンテナアナライザ を作りました。この中華AD9850のDDSを使ったantenna-analyserはいろいろ派生のものがあって今回2つ同時に作りました。AD9850は最近Amazonでも売ってますが、業者さんによってずいぶん値段が違いますね。私はEBAYで500円ほどで入手しました。
このアンテナアナライザの難点はパーツが集めにくいことです。パーツ単品は安いので少し多めに買ってみて2つ作って比較してみようというわけです。
注意するところはDDSのAD9850の接続がアナライザによってばらばらでスケッチをそれに合わせて書き換える必要があるところです。具体的にはAD9850からの接続の

const int SCLK  =12;
const int FQ_UD =11;
const int SDAT  =10;
const int RESET =9;
この部分を自分のArduinoの配線に合わせます。

パーツで特にゲルマニュウムダイオードAA143 こればっかりはEBAYで購入しました。5本で509円で送料込みです。なんとギリシャの電気店みたいですが、この業者さんはすごく早くて国際郵便で10日ほどで届きました。普通の中国の業者より早い。あと648Ωの抵抗はどうしても手に入らず、やむなく649Ωで妥協しました。オペンプのMCP6002や5KΩ 50Ωの抵抗なんかはDEGIKEY.JPで送料込みで2000円足らずで買えました。ここは日本語が使えるので安心です。なんと4回に分けてわざわざ佐川さんが持ってきてくれました。5KΩの抵抗が一番遅くて10日ほどかかりました。 また50Ωの抵抗ですが、1/2W型であれば、いつもお世話になっている高松市の電化センターにあるようです。このお店は結構古いお店で、昔の珍しい部品が結構残っていたりします。webでは出ていないので問い合わせてみてください。私が20個ほど買い占めたので在庫はすくないかも、、(笑)

まずはKN5UTEのアナライザ なぜこれかというとこの解析ソフトがすばらしいです。この解析ソフトはprocessingを使っていてAurdinoのIDE系統ですので、環境作りがわりと厄介ですが、中心周波数やスキャン幅の変更など、マウスでドラッグするだけでできます。
これはK6BEZのオリジナル回路の部品で、648Ωの抵抗だけ649Ωに変更しています。またArudinoは本来はMicroを使っているようなんですが、高いのでUNO互換のAitendoの貧乏でいいの を使いました。これだと500円+部品250円+Atmega328 230円でそろいます。まあAmazonあたりで互換機のほうが同じくらいの値段で手に入るのでそちらのほうがお手軽かも、、、ただしシリアルチップが中華製のCH340というチップなんでドライバーのインストールが必要です。AD9850 DDSを載せる関係で少し広めのArduino-Megaのシールドで組んでみました。


s-DSC03234

s-DSC03237

それで家のクリエイトの730V-1のアンテナを測定した結果です。地上高が5Mほどしかないんであまりよくないんですけど、、、

vrsrg

これ全バンドスキャンで5秒かかりません。下のブルーの部分はスキャンする帯域でマウスでドラッグして幅を自由に変更できます。実は このスケッチで for(int j=0; j<numports; j++) { ports.addItem(comList[j],j); } のエラーが不明で悩みましたが、PC内で仮想COMポートを立ち上げていたためと判明。これを停止すると起動して左上のUSBポートが選択できます。
7Mhz付近です。

kn5ute7



つぎはドイツのDK2JKのアナライザ しかし最近はドイツ語でもGoogleの翻訳が使えるので助かります。

s-DSC03235

これはわりと汎用部品を使っていて、オペアンプはLM358 オリジナルの抵抗は50Ωの代わりに100Ω並列接続 648Ωの代わりに680Ω を使ってあります。ゲルマニュウムダイオードAA143と5KΩの抵抗 AD9850 DDS 以外は秋月電子でそろいます。ArduinoはMicroではなくて安いNanoを使っています。これだと互換機ならばUSBシリアルコンバータを買うより安いですね。Microのほうがアナログポートが多いなど利点がありますが、注意すべきはMicroはAtmega32u2を使っていますが、NanoはAtmega328を使っています。したがってPINの配置やAurdinoIDEのマイコンボードの選択にも注意が必要です。
私実はMicroと同じかと思ってMicroで配線してしまいどうも動きがおかしく気がついて、やり直しました。

vwsw

若干こちらのほうがSWRの絶対値が甘くでています。特に真ん中の10MhzあたりSWRの値が甘いようです。特に正確なSWRが必要なら、オリジナルのk6bezに近いkn5uteの方がいいですが、アンテナの調整をする場合はあまり絶対値よりも、全体で最低のSWRを見て調整するので、その値の位置は同じなんで、まあ使えそうですね。
7Mhz付近です。

vk7

これ液晶をつけたりAndroidでBluetooth対応なんかいろいろこれから楽しめそうです。私もとりあえずグラフィックの液晶をつけてみてスタンドアロンで動かそうかなと思っています。ただオリジナルの液晶は解像度がちょっと荒いので、もう少し高解像の液晶を探して試してみます。
これのいいところは安いことです。Aurdinoは互換機ならば1000円ちょいで買えますし、全部で5000円でおつりがくると思います。

最後にSARK100 mini60です。
mini607

みるソフトの差でしょうか?時間がかかりますが、こちらのほうが見やすいですね。でもちょっと値が悪いような、、、まあ校正を一回もやってないので、わりと不正確かも、、これのいいとこは50Mhzまで測定できるのが利点です。しかしバンド全体を見るのはものすごく時間がかかり実用的ではないです。

k3ng cwkeyer

JH1LHV OMのこの記事に刺激されて作ってみみました。たいへん詳しく解説されており、私AURDINOは素人なんですがなんとか完成することができました。

s-DSC03232

OMの記事とおりに作れば動くんですが、ちょっとaitendoの激安I2CキャラクタSTN液晶(16文字x2行) [1602A-4]モジュールで苦労したのでちょっと忘備録代わりに、、、上記液晶は1602系統のi2c接続では最安だと思うんですが、あまりAURDINOでの資料がなく、すこし苦労しました。

まずI2C接続なんでそれ用に半固定VRとジャンパーしてピンで本体と接続。動作するライブラリ探しに苦労しました。いろいろ試しましたが、結局オレ工房さんのST7032のライブラリで動作しました。
まず上記のgithubからダウンロードして解凍したらフォルダをST7032にリネームしてAURDINOのlibralyフォルダに入れます。そしてK3NGのスケッチを変更します。optinon.fの#define FEATURE_LCD_YDv1を有効にします。そして本体のLiquidCrystal_I2C.hをST7032.hにリネ-ムしします。
そして下記の部分を

#if defined(FEATURE_LCD_YDv1)
  ST7032 lcd(0x3c);
// LiquidCrystal_I2C lcd(0x3c);
//I2CLiquidCrystal lcd(0x3c, (uint8_t)127);
//  LiquidCrystal_I2C lcd(0x27, 2, 1, 0, 4, 5, 6, 7, 3, POSITIVE);  // for FEATURE_LCD_YDv1; set the LCD I2C address needed for LCM1602 IC V1
#endif

にします。スレーブアドレスは0x3cです。これで動くと思います。
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